『森と渓流とログハウス』     


(第八話 気を取り直して)


まず始めに、第七話を配信した後に沢山の読者様より励まし、応援メールを
頂きました。 誠にありがとうございます。
何とか前向きに進んでいます。あともう少し!頑張ります!


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それでは、棟上げ時の話を・・・・
私の仕事が夜遅くまでかかるため、一般の棟上げとは違ったものになりました。
よく2階から餅をまくなどするらしいですが、そういう風習は好きになれないので
やりませんでした。  


一般の場合、朝から行って職人さん達を迎えて、お茶を出し、お昼に食事や酒を
振る舞うようですが、私の場合、仕事を終えて家に帰るのが毎日朝の3:00頃
なので、現場までかかる1時間を考えると、寝てる余裕などないので、こればかりは
事情を説明し、棟上げを昼からにしてもらい、仕事を早く終わらせてもらって夕方か
ら現場でお寿司にバーベキュー、天然の鮎を塩焼きにして食べてもらい、
とっぷりと酔ってもらいました。


棟上げはクレーン車で棟木を上げますが、
家の二階すぐ横に電線のびていて、何度もクレーンが電線を押し上げたり、
引っかけたりする。 クレーンを運転してるオッチャン、耳が遠いのか、
いくら叫んでも止めてくれない。 こりゃまずいぞ!ということで、運転している
オッチャンの近くに僕が立って声を掛ける事にしたのですが、それでも大声出して
やっと
わかってもらえる感じだった。(汗)

6月23日(日)家の横の斜面に玉ツゲの苗木を植樹しました。
斜面の上から落ちてくる小石がログ壁に当たらないようにです。
テラスを省いた距離で9メートルあるので、25個も植樹することになり、
昼から夕方6時までみっちりかかってしまい、終わったあとはもうヘロヘロでした。


お疲れビールを飲んで、綺麗に並んだ玉ツゲの苗木を見ながら、よぉがんばったな〜
と ビールの旨さにひたっていると、目の前に何やら小さな光りが頼りなさそうに、
ふわふわ〜と、飛んでいるではありませんか・・・・
「ホタルだ!」暗くなり始めて、ホタルが川から飛んできたのだ。
女房子供達、そして手伝ってくれた友人達とビール片手に裏の渓流に下りてみる・・・・


ふわふわ〜と小さな明かりをつけて10数匹の蛍が飛んでいる。
「この河原にウッドデッキを作ってホタルが観れるようにしよう。」
女房の嬉しそうな顔、子供達のワクワク見開いた目、
嫌な事があっても、こういう自然を見せつけられると、どうでもよくなってしまう・・・


みんなで座り込んでしばらく見ているとホタルの数はどんどん増えてくる。
辺りはもうすっかり真っ暗で目の前のホタルの明かりだけしか、目の中に入ってこない
気がつくと、上流から下流にかけて、まるで蛍の天の川になっていた。

新緑時の「たらの目」、 梅雨前の「ホタル」、
薫風軽やかに吹き出す頃の夕陽はたまらなく美しい・・・・
そして夏がやってきて、子供達の夏休みと同時に
我が家のログハウスは、ほぼ完成に近づいていったのです。

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<写真>

 棟上げ1 棟上げ2 棟上げ3  屋根工事する良い奴ら