森と渓流とログハウス
(第二話、基礎工事ほぼ完成)
2月中旬から、基礎工事が始まった。 さら地にパワーショベルが入り、まるで
巨人の砂遊びのように、墨だしに合わせて土砂を掘り起こしていく。
堀分けられた土地を見ながら小2の息子に、ここがリヴィング、ここが台所、
ここがトイレ、お風呂、と説明していくと、息子が「お父さん、僕の部屋は?」
と聞くので、何もない空を指さして「だいたいあの辺かな〜」と言うと、
眉間にしわを寄せてポカンとした様子を見せた。
3月3日(日)現場に行くと基礎枠が外れていた。
部屋の間取りがコンクリートで区切られているので、
「ここが、お父さんとお母さんの部屋〜」と言って夫婦の寝室になる所に入ると
小6の長女が、「ここが台所だよね〜」、小5の次女が「お父さ〜ん、ここがご飯を
食べるところ〜」と言い、一番下の息子は「あそこが僕の部屋ー!」と空に向かっ
て指さした。
一つ問題がある。
家の東側が斜面になっていて、勾配も40度近くある。
一メートルも幅がないところに、石垣を作らなければならない。
長さにして11メートル、高さは1メートルぐらいだろうか、
しかも、5月にはフィンランドからログキットが届くので、
それまでに完成させておかなければならない。
ちょくちょく現場に足を運んでは、裏の渓流から石を運んでいるが、相当の数が必
要なため、一人でやる仕事としては、なかなか埒があかない。
そこで、最近土地の奥に発見した河原から、軽トラックで運ぼうと言うことになった。
ここは、雨が降らなければ涸れている渓流なので安心だ。
友人から軽トラを借り、子供達や友人に手伝ってもらい、かなりの量を集めたつも
りで現場に帰ったが、まだまだ半分足らずであった・・・・
ショック! 17日からは石積みを始める段取りにしているのに、まだ約半分。
こりゃぁ、2日に1回のペースで現場に行かなければ、間に合いそうにない。
(H・Pを覗いてくれた方はすでにおわかりでしょうが、私はBARを経営してます。
ですから昼間のフットワークは軽いので、家から約1時間の現場に行けます。)
まだ半分以上の石を運ばなければならない・・・・
気の遠くなるような話だけど、コツコツと運んでいるうちに、
一つの石の山が出来る。 半日頑張ると3つの山が出来る。一体どれだけの石が
必要なんだろう? 情けない気持ちになりながら、ただただ石を集める。
後2週間で、出来る限りの石を集めよう。 明日も現場だ!
しんどいなぁ〜と思いながらも、反面ウキウキしてくるから不思議です。
次回は引き続き、石垣作りの模様をお知らせいたします。
**********************************************************************
<写真>