森と渓流とログハウス   
            
(第十二話 冬から春へ)
 
 暖炉が何とか完成しました。
 耐火煉瓦をホームセンターで購入し、耐火セメントでせっせせっせと、
 積み上げて、煙突と暖炉上部のフードを鉄板で板金屋に作ってもらい
 何とか形になりました。
 (耐火煉瓦約100個、¥20000 耐火アルミナセメント¥5000
  煙突と鉄板フード¥108800 合計¥133,800)


 薪スト−ブや専門業者が扱っている暖炉などは、とても高価で、薪ストーブは
 小さいものでも¥20万はします。 それに運賃、プラス煙突とその取り付け代で
 最低でも約¥35万ぐらいはかかるところですが、何でもチャレンジャー精神で
 あまり格好のいい物ではないかもしれないですが、それはそれで自作ということの
 満足感はあります。
 
 去年のクリスマス前に何とか形になった暖炉だったのですが、
 やはりそうは簡単に完成とは言えないものでした。
 
 火入れ式をしたところ、煙が暖炉の開口部からモクモクと出てくるのです。
 火を眺めながら、ウイスキーを飲む・・・・
 まるで映画の世界にひたりながら作ったものですから、火を眺めるための
 開口部を広めに取ったため、煙が部屋の中を充満するという、
 かめ虫退治とログ材にとってはいいものの、2回の子供達の部屋は、
 まるで閉め切った部屋に蚊取り線香をたいているようなものでした。


 どうしたらいいのだろうと考えた結果、
 開口部上部から煉瓦一枚分の「たれ壁」を作ってみました。
 両サイドのモルタルの目地をグラインダーで削り、太さ1センチの鉄筋を
 4本かまして、その上に煉瓦を並べてみましたところ、
 最初に比べると随分マシになりました。
 
 最初に火をくべだした時に、やはり少し煙がでます。
 しかしこれは火が燃え出し、煙突の温度が上がると何とかうまい具合に
 煙は煙突に吸われ、上がっていくようになりました。
 少々の煙は仕方ないと割り切ることにしました。
 やはり暖炉は暖かいし、かめ虫の激減と家にとっても長持ちすると言うことなので、
 「まぁ、これはこれでええかぁ〜」ということに・・・・
 
 


 2月中旬になりました。
 ここ2、3日はまるで春の陽気でした。
 今日子供達を迎えに行った途中の田んぼのあぜ道で「ふきのとう」を発見!
 あまりの陽気に、フライングした「ふきのとう」達・・・?
 「ありがとうなぁ〜」とお礼を言いながら5,6個摘んで帰ってきました。
 天麩羅にするには数が少ないので、みそ汁の薬味に・・・
 独特な香り・・・いいですね〜春ですね。 素晴らしく春ですね。


 来月からイワナをねらいに渓に入ります。 
 釣れない日は、山菜摘んで誇らしげに家路に向かいます。
 袋の中は蕗のとうでいっぱい、頭の中は天麩羅で飲むビールでいっぱいにして。 (笑)
 
 実は先日、日曜日にお客さんが来るということなので管理釣り場へ行ってきました。
 そこは渓のスポットを決めると、釣り場のオッチャンがアマゴを
 30匹ほど放流してくれるんです。
 管理釣り場というのは初めて行きましたが、ほとんど釣り堀状態でした。
 放流してくれたアマゴ30匹はキッチリ釣り上げて帰ってきました。
 
 あまり簡単に釣れてしまうので、隣のポイントで竿を入れてるオッチャンの所へ
 世間話でもしようと声を掛けましたら、可哀想にこのオッチャン7匹しか釣れてない。
 「兄ちゃん、よぉ〜釣れ取るなぁ〜」
 「ははは、いや、まぁ・・・」
 何だか世間話という感じでなくなってしまい、申し訳ない気持ちで別のポイントへ
 イワナをねらいに上流に上がりましたが、ここのイワナくんはチョットすれている
 のか当たりはあるものの、ハズされてばっかりでコレまた面白い!
 せめて1匹でも釣り上げたかったのですが、その日はあまりの寒さのため、
 イワナくんはあきらめて竿を引っ込めましたが、コレまた次回の楽しみになりました。


 さてさて、もうすぐ山が禁猟期間になります。
 ここ最近は、シーズン最後の猟を楽しみに入ってくるライフルを持った猟師が多くて
 山に入れなかったので、ようやく自由に歩けるようになります。
 
 春はすぐそこまで来ています。
 山へ山へ、忙しくなります。


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<写真>

 暖炉 暖炉2